【京都党南区】京都市会議員 中島たくやのブログ

中島拓哉のブログ

中島たくやの日々の活動や思いをお伝えします。

お詫びと謝礼

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報道によりご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、4月5日の午後7時55分頃に事務所の勝手口にある洗濯機から出火しました。一時は3メートル近くの高さまで火が高くなりましたが、事務所の消火器だけでなく、ご町内の方が消火器をかき集めてくださり、数分の内に無事に鎮火しました。原因は現在、調査中です。


あらためて日ごろからの防火推進活動の大切さを痛感いたしました。また消防団での訓練が初期消火に大きな力となりました。皆様に火災を発生させたことをお詫び申し上げるとともに防火活動へのご協力に感謝申し上げます。今後はより一層の防火推進に取り組んで参ります。

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次の4年間への思い

唐橋_小学生

 

● 両親ともに京都生まれの京都育ち。

父は唐橋小学校、八条中学、洛陽工業高校を卒業し、ホームセンターのニックで働いていました。西京区樫原生まれ育ちの母と結婚。そして滋賀県の彦根市に転勤し、昭和58年12月13日、私が生まれました。そのまま小中高は滋賀県の公立高校に通学。大学で同志社に入学し、京都に戻って来ました。当時は大学すぐそばの家賃2万円の風呂なしの町屋に住んでいました。

 

● おばあちゃんの家を唐橋と呼んでいます。

中島家ではおばあちゃんの家に行くことを「唐橋に行く」と呼んでいます。松尾大社のお祭り、盆、正月は中島家3兄弟の家族が唐橋に帰ります。ゆくゆくはおばあちゃんの家に住もうと考えていたものの、就職先は東京。金融のシステムを構築するベンチャー企業(東証1部)で文字通り、寝食を忘れて仕事に打ち込んでいました。

 

● 立候補をするきっかけ

金融は法律でがんじがらめ。新しい取引をはじめるとすぐに規制するルールが作られます。大手証券会社と一緒に計画していた、日本ではじめてのプロジェクトもそのおかげでとん挫。日夜の議論がすべて水の泡。そんな中でどんどん政治や行政に対する怒りが大きくなりました。そこで出会ったのが京都党。京都こそ新しい政治を作れるはず。そう思って会社を飛び出しました。

 

● おばあちゃんが作る朝ごはん

2010年10月、京都に戻って来ました。そしておばあちゃんとの二人暮らしがはじまりました。88歳のおばあちゃん。山盛りの朝ごはんを食べて、朝から晩まで自転車で南区中を駆け回りました。政治に対する不満、行政に対する怒り、若者に対する期待、いろんな声を聞きました。

 

● じばん、かんばん、かばんなし。

2011年4月10日、4,073票を頂き、初当選。議会ではずっと行財政改革を訴え続けました。どんどん増える京都市の借金。すべては将来への負担先送り。未来に責任の持てる政治をつくるべき。右からも左からも野次の嵐。それでも新しい政治が必要なのだと訴え続けております。

 

● 南区まちづくりプラン

やりたいことはたくさんあります。京都駅八条口の活性化。芸大と連携した東九条のまちづくり。ほんまもんの京野菜のブランディング。任天堂を活かしたIT企業の誘致。JR西大路駅のバリアフリー化などなど。南区をもっともっと魅力のあるまちにしたいのです。

 

● 上から目線ではなく、同じ目線の政治

組織や団体の支援はひとつもありません。選挙の後、その御用聞きの政治ばかりが続くからです。市民のためのほんまもんの議会を作りたいのです。上から目線ではなく、皆様と同じ目線の政治を続けます。お一人お一人のご支援だけが頼りです。今後ともどうかお力を与えてください。

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iPhone6と漱石

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夏目漱石は原稿用紙を特注していた。その文字数は一行あたり19文字と主流の20文字ではない。これは当時、連載をしていた朝日新聞の枠組が一行19文字だったからだ。後に枠が18文字になってからは1文字を空欄にして使うこだわりぶりだった。漱石は建築家を夢見ていたそうだ。だからなのか、段落のカタチにまでこだわっていたように思えてならない。

 

iPhone6が話題だ。新発表の2タイプとも現行サイズよりも大きくなる。気になるのは一行あたりの文字数だ。画面サイズによって、一行あたりの文字数が異なり、段落のカタチも変わるのだ。そのため、せっかく段落にこだわって書いても、端末によっては一文字だけ改行となる憂き目にあったりする。漱石が大好きな私にとってこの改行は由々しき問題である。

 

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北九州市議会を視察

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北九州市議会を(市会改革委員会で)視察。議会報告会などについてお話を伺う。議会報告会の先進都市はいずれも回を重ねるごとに出席者が減少する模様。ありきたりの審議経過等を読み上げるような報告会ではやはりダメだと実感。朝まで生テレビのように討論する場を見て頂くとよいのではないだろうか。京都市会も秋に議会報告会を開催する方向で検討中。

 

北九州市議会は定数削減を議論中とのこと。なかなか前進しない定数削減の議論を動かしたのはたったひとりの議員による取組みが大きい。その議員はひとりで議員定数削減の直接請求を実施し、4万8千名もの署名を議会に提出。残念ながら、その市民の声は60対1で否決されたものの、現在の定数削減の議論につながったようだ。至誠、議会を動かす。

 

ちなみに、その議員は中村よしお氏だ。議員定数削減の直接請求の前に京都にお越しになり、京都党の取組について意見交換をした。あの時はたったひとりで現職の議員が直接請求をするという、(しかも当時は「議員定数削減北九州」という一人会派を結成していた!)チャレンジに驚いていたが、こうして成果を上げられているようで非常に心強い。

 

京都市会の議会改革ランキングは1,789議会中で堂々の9位。先輩議員の努力の賜物により、少数会派の発言権や執行機関への質問環境が整ったとのお話も聞いた。器はしっかりとしているのだ。あとはひとりひとりの議員のより一層の努力が必要ではないだろうか。地方議会のあり方が問われている今だからこそ、襟を正して議会活動に邁進したい。

 

 

北九州市議会を視察のページ

Google Atmosphere Tokyo 2014

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Google Atmosphere Tokyo 2014を視察しました。テーマは「働き方の、これから。-Transforming Work-」イノベーションを生み出す仕組みとは何か。視察レポートです。是非、ご覧下さい!!

 

●イノベーションのためには??


ダイバシティ・マネジメントはグローバル企業の人事戦略だ。多様性がイノベーションを生み出すのだ。そのために日本にまず必要なのは女性の活用だ。日本の成長戦略でもある。そのためには多様な働き方の整備が必要となる。

 

●いつでも、どこでも、だれとでも。


ITがその働き方を支援する。これからの社会に必要なのは、Work HardからWork Smart。オフィスだけが仕事の場ではない。家でもカフェでも移動中でも仕事ができる時代なのだ。そのためのテクノロジーがクラウドである。

 

●コラボを生み出すテクノロジー


GoogleドキュメントはOfficeの置き換えにあらず。オンラインでの共有、共同編集を提供する。恊働こそ、ひらめきの源泉なのだ。作業中のチャットも効果的だ。これがなければ、仕事のスピーが半減するとのこと。興味深い。

 

●役所もイノベーションを生み出す環境に!!


昭和か、ここは。役所のイメージである。お役所仕事の打破のためにも、21世紀の職場環境を役所に持ち込みたい。それにより、職員のモチベーションもアップし、仕事の効率も上がる。新しい働き方を京都から全国へ発信したい。

Google Atmosphere Tokyo 2014のページ

京都に新しい政治のモデルを!!

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京都の政治は共産(革新)vs. 非共産(保守)という対立軸で語られる。これを変えたい。わたしが政治を志した理由のひとつだ。そもそも共産が「革新」という言葉で語られるのに違和感がある。「革新」は英語で言えば、イノベーション。今、日本のあらゆる場面に必要な言葉だ。面白い論文がある。日米の若手が共同で発表した「若者にとっての『保守』と『革新』」という論文だ。「政治学者やメディア・論壇が捉える保革イデオロギー理解はすでに崩壊しつつある。」と指摘する。

 

「各政党の保革イデオロギーを答える質問について、(略)学生は民主党や自民党については時間をかけて迷いながらその位置を答えていたが、維新の会についてだけは違った。即断で位置を指定したのである。しかも、最も革新側に、である。目を疑ったのは、次の学生もその次の学生も同様であった。結局、ほとんどの学生が維新の会を革新側に位置づけた。」(遠藤昌久、ウィリー・ジョウ「若者にとっての『保守』と『革新』」)


京都の政治にイノベーションを起こしたい。京都発のベンチャー政党として、日本に新しい政治のモデルを発信したい。これがわたしの政治活動の原点だ。しかし、現実には厳しい。京都党も既成政党に対立する勢力のひとつとなっているのも否定できないからだ。もちろん、そうありたいとは思っていない。国政のイデオロギーを超えて、京都の未来のために、岩盤化した既得権益をぶっ壊し、新しい政治のかたちを発信するプラットフォームとしての地域政党でありたい。

 

(自分のことを棚に上げて言えば)、政治家には、民間であれ、役所であれ、NPOであれ、バリバリ仕事をしている人材を求めたい。そのために、政治家になるための休職制度を立法化すべきだ。しかし、保身に走る国会議員には期待できない。政治家への挑戦は大きなリスクをともなう。それでも立ち上がる同志を求めたい。政治は待っているだけでは変わらない。自分たちの手で変えるしかないのだ。

 

「諸君、とうとう来た!長い間、長い間おれ達は待っていた。半殺しにされながらも、待っていた。今に見ろ、と。しかし、とうとう来た。おれ達は力を合わせることだ。おれ達は仲間を裏切らないことだ。あいつらごときをモミつぶすは、虫ケラより容易(たやす)いことだ。おい、地獄さ行(え)ぐんだで!、ストライキだ。」(小林多喜二『蟹工船』)

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